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公演ギャラリー


LSD「超訳 薔薇戦争first_stage」

  • 日程:2017年5月11~13日
  • 会場:旭川まちなかぶんか小屋   photo/川谷大道具
  •  薔薇戦争連続公演は、10年前に旭川シアターコアでの初演以来、
  • 芸人三昧主催杉田劇場小ホールコスモス~英信寺~ギャラリーOGU MAG~大倉山記念館で公演してきました。
  •  続けて御覧いただきますと、最終章「リチャード三世」が、すばらしく面白いという連続公演なんですが、
  •  それぞれのエピソードも、独立していてとっても楽しいシェイクスピア世界です。
  • 楠ベストセレクションNO1



薔薇戦争が実際に起こるのは、
「ヘンリー六世」からです。
first_stageは、「リチャード二世」
「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」
薔薇戦争がはじまるきっかけのエピソードです。
ヘンリー四世からランカスター王朝になって
ヘンリー六世から
ヨークとの戦争がはじまります。
  シェイクスピア劇の中で
  「歴史劇」とジャンル分けされていますが、
  あくまで歴史をかりた
  シェイクスピアフィクションです。
  信長の話を、痛快時代劇にしてますよね
  ああいった手法で作られた
  シェイクスピア(以下沙翁)
  エンタティメント作品です。
  
沙翁は、ところどころ、劇が面白いように
歴史を塗り替えています。
ですから、これでイギリス史を学習してしまうと
バッテンがいくつかでてしまいます。
ハル王子は、ホットスパーと
一騎打ちをしていません、
みたいな細部ですね。
 劇としては、一騎打ちが必要だなあって
 なったから、かっこいいからいいじゃん
 と、作者がねつ造しちゃいました。
 みたいなとこがいっぱいあるわけですね。
それぞれの国王のキャラクターは
史実通りです。
ヘンリー五世は、トップの条件通りの
光り輝くヒーローでした。
その息子ヘンリー六世君は、
聖書のワードをしやべりながら
政治から逃げ続け、
父の征服した土地をだんだん失っていく
ダメダメな国王になります。
 たいへん美しいと思われますのは、
 まっ白い純粋無垢に見える
 「リチャード二世」から
 真っ黒な「リチャード三世」に
 つながっていく
 詩人の仕事です。
家系図をあたらしく作りました。
今回は、家系図にない登場人物を
まわりに書きましたので
シャローさんは、どのお話の
どの幕に出てましたでしょう?
というクイズが
ご自宅でできます。
うっかり
なんでこの人を書かなかったの?
というのもあります。
また「ヘンリー六世」で
お会いしましょう


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